夢菜の糖尿病ブログ(改)

糖尿病の闘病中の夢菜の経験談や糖尿病レシピ、三人の孫の奮闘記などを書いてます。更新は不定期です。

入院中に聞いたエピソードその1

とある会社員のAさんは仕事上、外食や接待が多く、不規則な生活もあって3年前から糖尿病になりました。病院もついつい忘れがちになり、投薬もなくなってから少ししてなんとか時間を作り、仕方なく行くという始末。投薬が始まってから前よりもお腹がすくせいで間食も多くなり、肥満体系に。1年で20キロも増えちゃいました。それでも間食はやめられず、あまり気にしなくなりました。そんなある日、突然、めまいがして倒れこんでしまいました。近くにいた人が救急車を呼んでくれて病院へ。なんと血糖値が800超え。即入院でした。入院して2,3日はなんとか病院食で我慢しましたが、とうとう我慢出来ずに、売店へ。チョコレートやらビスケットを買い込み、看護士さんの目を盗んで食べていました。それも束の間、すぐにばれてしまいました。そりゃ、そうですよね。病院で1日数回、血糖値を測るわけですから、ばれますよね〜。先生にたっぷり叱られました。挙句に3日間点滴になってしまい、自由を奪われてしまったのです。入院中の勉強会もあり、糖尿病がいかに怖いかを学び、これを機にAさんは間食をやめ、大好きだったたばこもやめ、あれだけ高かった血糖値も入院中に落ち着き、投薬に戻され、退院しました。仕事上、外食や接待は仕方ないので、その中で工夫をし、暴飲暴食はさけて、なるべく野菜をとるようにしました。今はAさんの机の引き出しやカバンには野菜ジュースが絶えず入れてあります。野菜がどうしても摂れなかった時用にです。一時期増えた体重もいまは10キロ減り、頑張っています。


このAさんは、これだけの経験をしたけど、内蔵にはたいした損傷もなかったから戻れたけど、下手したら3大合併症になってもおかしくなかったですよね。普段の工夫が大切なんですよ。生活があるので、仕事はこなさなきゃいけない。でもちょっとした心がけで随分変わるってことです。
あ・・・そこのあなた、これを読みながらお菓子を食べてませんか?ダメですよ。